遺言書作成のメリット

遺言書を残すメリット

77e07a915b6f46f75f2d22dc1d7d3016_s遺言書を書く主なメリットとしては、「遺産分割協議をスムーズに進められる」「自分の好きなように財産を分けることができる」という2点が挙げられます。

下記のようなケースの場合には、遺言書を遺し後々トラブルにならないようにすることをお薦めします。

 

1.家族、親族間が不仲で相続時にはトラブルになる可能性がある

2.生前贈与で差がついている

3.特定の人(お世話になった人、可愛がっている人など)に多くを遺したいと考えている

4.同居して面倒を見てくれている人、後を託す人がいない

5.遠隔地に移住し、連絡がつかない相続人がいる

6.不動産のような分割しにくい財産が多い

7.財産を社会、地域や福祉活動などに役立てたい

一般の方は、なかなか遺言書の効力について把握していないように思いますが、遺言作成のメリットについて生前にきちんと把握しておけば、遺言は大変有効な生前対策と言えます。

それでは遺言書を作成しておく最大のメリットを2つ挙げたい思います。

遺産分割協議をスムーズに進められる

法定相続人による遺産分割協議が不要になる遺言がない場合、原則として亡くなった方の相続人が遺産相続に関して協議を行い、協議が整えば遺産分割が行われるのですが遺産分割協議で一番大変なことは、相続人全員の足並みを揃えることです。

一人でも不同意な者がいれば、骨肉の争いとなり、いわゆる遺産相続争いにつながりかねません。遺産相続で、争いになってしまう多くのケースが、「私と私の子どもには、遺言書なんて必要ない」と安易に考えて、遺言書を残さなかった方の場合に多いのが、残念ながら実情です。

自分の死後、残される財産に関して相続人にどのように遺産分けをして欲しいかを明確に書きとめておけば、こうした遺産相続争いを防ぐことができます。

相続争いは、自分の子供以外にも、子供の配偶者やその両親、または相続人となった自分の兄弟やその関係者など、様々な人間関係が絡んできてしまうのが、その複雑たるゆえんです。

ですから、遺言書は、親族間の全員の平穏を導く保険とも言えると思います。

自分の好きなように財産を分けることができる

自分の好きなように遺産分割をして欲しい場合、遺言書を作成し、充分な生前対策を行う必要があります。これがしっかりと出来ていれば、ほとんど自分の好きなように財産を相続させることができます。


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